肩甲骨はがし
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肩甲骨はがしとは?
肩甲骨はがしについて今回お話させていただきます。
肩甲骨と周りの筋肉、細胞には、大きな役割が役割3つほどあります。
先ずは、腕の動きです。
肩甲骨は鎖骨意外に体幹に付いてる骨がありません、つまりほとんどが筋肉で支えられています、だから腕があれほど自由に動かせるのです。
肩甲骨に付いている筋肉が硬くなると腕が動かせなくなります。
肩甲骨の筋肉は、首にも付いてるので頭痛の原因にもなります。
肩甲骨の間の細胞には、褐色脂肪細胞と言うのがありこれは、体温調節の役割もあります。この機能が低下してしまうと冷え性の原因になりメタボ体質を作ってしい背中の脂肪も落ちにくくなってしまうのです。
この細胞は背中にしかないので
肩甲骨周りの筋肉が硬いとこの細胞の機能を働きが落ちてしまうのでほぐしてあげる必要があります。
これを全て改善するのが肩甲骨はがしという施術法です。 -
肩甲骨まわりが固くなる原因とリスク
肩甲骨周りにある筋肉は主に
僧帽筋、頭半棘筋、肩甲挙筋、棘上筋、小菱形筋、大菱形筋があります。
それらの筋肉が固くなる理由としては無理な体勢を続ける事により中途半端な収縮状態(緊張状態)が続いてしまうということが大きく関わっています。
現代社会における必須道具であるパソコンやスマートフォンの作業が続くと筋肉が固まりやすくなる傾向があります。
筋肉が固まってしまうと可動域が狭くなってしまい肩や首がこりやすくなったり、肩を動かすこと自体が難しくなってきます。
そのような状態が続くと肩甲骨周りの筋肉の虚血状態(血液の流れが滞っている状態)になり更に症状を悪化させてしまい、首肩の凝りによる頭痛や頚椎の柔軟性の低下によるストレートネックなどの症状が出てきます。
このような症状を防ぐためにストレッチをしたり適度にほぐしたりすることが大事だと言えます。 -
肩甲骨はがしをするメリットとは?
肩甲骨はがしのメリットは、大きく分けて3つあります。1つ目は、首・肩のこり改善です。肩甲骨を動かすことで、周辺の凝り固まった筋肉に血液がしっかりと送られるようになり、筋肉の柔軟性が上がります。2つ目は、巻き肩、猫背などの不良姿勢の改善です。肩甲骨周辺の筋肉をほぐすと、可動域が広がり骨格を正しい位置に戻すことができるので、スタイルアップにも繋がります。3つ目は、代謝が良くなるということです。肩甲骨の周辺には褐色脂肪細胞という、脂肪を燃やしエネルギーに変える細胞が密集しています。肩甲骨はがしをすると褐色脂肪細胞が活性化し、体の代謝が上がり痩せやすい体を手に入れることができます。皆様もぜひ肩甲骨剥がしで代謝を変えてみませんか?
自分でできる肩甲骨はがし
自分でできる肩甲骨はがしをひとつご紹介します。フェイスタオルを1枚用意します。タオルの両端を持ち、両手を高く上げます。そこからゆっくりと息を吐きながら頭の後ろを通すようにしてタオルを下ろしていきます。このときに注意してほしいのが背中が丸まらないように胸を前に張るようなイメージで行うことです。またタオルを上げ下げするときに肩甲骨を寄せるように意識して行い首や肋骨を前に突き出さないように行うとなお効果が得られます。前かがみになっていた姿勢でやってしまうと肩甲骨の動きも少なくなり肩甲骨はがしの効果が薄れてしまうからです。繰り返し行なっていくと、肩甲骨の可動域や姿勢自体も良くなり自然と肩甲骨を引き寄せやすくなります。
当院の肩甲骨はがしとは?
当院の肩甲骨はがしは普段から頚・肩・背部のハリが取れない、猫背、巻き肩などのお悩みがある方は長時間のデスクワークによって姿勢が丸まってしまうことによって、筋肉が緊張して、筋肉が固まってしまうことが多いです。そんな患者様に当院の肩甲骨はがしがぴったりです。
肩甲挙筋、小菱形筋、大菱形筋、大円筋、小円筋、棘下筋、広背筋、肩甲下筋、僧帽筋に対して肩甲骨をはがすように肩甲骨周りの筋肉をアプローチしていくことによって、頚・肩・背部のハリの緩和、肩関節可動域の改善、四十肩、五十肩の改善、猫背・巻き込み肩の改善、呼吸の質の改善、褐色細胞の活性化、代謝アップによる体重の減少、冷え性の改善、美容効果なども期待できるので、肩のハリ感などがある方はこの施術がおすすめです。