足関節捻挫
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人類は最初2足歩行ではなく4足歩行から始まって、なぜ他の霊長類と違い2足歩行へと進化したのかの謎があります。仮説では「2足歩行が4足歩行に比べて少ないエネルギー済むからと」とアリゾナ大学の研究チームが仮説立てております。
そんな4足歩行から2足歩行へ進化した人類の足のトラブルは多いです。
散歩中に足を捻った
急ブレーキしたら足の内側が痛くなった
ジャンプした着地に足が内側に捻ってしまった
スポーツ活動中の足の痛み
統計では一日に人口1万人に対して一人は捻挫をしているとあります。
捻った後はくるぶしが腫れたり、青くなり、青黒くなったりします。
次の話では捻挫に対する考えもまとめております。 -
足関節捻挫に対する当院の考え
当院の足関節捻挫に対する考えは、捻挫と甘く考えられがちですが捻挫は、脱臼よりも癖になりやすく繰り返しやすい外傷の1つです。なので1回目の施術からしっかりと治して行かないと何度も繰り返し靭帯を痛め、緩くしてどんどん治らない怪我になってしまいます。
なので捻挫だから軽いと考えないでしっかりと施術しなければならないと考えております。
痛くなくなったら大丈夫と言うわけでは、決しってなくただ炎症が引いただけの事も多くスポーツなどをやってしまい靭帯損傷や断裂など更に重い怪我に繋がってしまうので1度しっかりと見させていただいて施術させて頂けると嬉しいです。 -
足関節捻挫を放っておくとどうなるのか
足関節捻挫を放っておくと、関節自体の不安定性や痛みが残る場合があります。捻挫をすると靭帯に傷がつきます。それを放置したまま負荷をかけると緩いままになってしまいます。つまり捻挫しやすい関節になってしまうのです。繰り返しの捻挫をすると関節軟骨にも傷がつき足首の変形きたしてしまいます。また痛みや腫れと靭帯などの損傷程度は必ずしも一致しないため注意が必要です。長期間の不安定性が残った場合は保存療法で改善することが困難な為、手術が必要な場合が多くなります。もし受傷した場合はRICE処置が有名ですが近年PEACE &LOVE処置が主流になってきています。当院は足関節捻挫などの外傷施術も行っておりますのでお気軽にご相談下さい。
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足関節捻挫の改善方法
足関節捻挫の改善方
足関節捻挫の改善方法として足首周りの筋肉を鍛える事が重要です。特に足を外側に動かす筋肉を鍛えて機能を向上させる必要があります。
筋肉を鍛えるだけでなく、足関節の感覚を向上させる運動を取り入れる事も大切で、例えば片足で行うバランス系のトレーニングを取り入れて足首の機能を高める運動も必要になります。
足関節のトレーニングとして、チューブをつま先に引っ掛けて足を外側や内側に引っ張るような運動をする事によって、足関節捻挫の予防になります。また、電気施術をする事によって周りの筋肉を鍛える事が出来、足関節捻挫の改善が出来ます。
足関節の捻挫が起きたら、まずテーピングをし、アイシングをししっかりと安静にして下さい。 -
足関節捻挫の改善に効果的な当院の施術メニューは?
足関節捻挫に対しての1番代表的な施術方法はテーピングや固定具を使っての保存療法かと思います。ただそれだけだとどうしても痛みが取れなかったり、治癒に時間がかかってしまいますので保存療法+施術院でのケアをして行くことが大切です。
そこで当院で行える足関節捻挫の改善に有効な施術を2つご紹介します!
足関節捻挫の急性期は靭帯に損傷が生じるため強い痛みが生じます。その痛みを取っていくのに効果的なのがハイボルテージ施術です。
ハイボルテージとは、高電圧をかけることの出来る低周波施術器の事。
それを用いて患部に電気を流し、捻挫による強い痛みを取り除いて行きます。捻挫を起こすと痛みや関節の変形により関節の運動が制限されます。そうすると脛の周りやふくらはぎの筋肉の運動も制限され、血流が悪くなってしまい硬くなってしまうためそれを改善するために鍼施術を行い、治癒に必要な栄養物質を効率よく患部に届け治癒力の活性化させ治りを良くしていきます。
ハイボルテージ施術、鍼施術に加え、テーピングや固定具を使って関節の動揺を抑えることでより早く効果的に足関節捻挫を改善させることが出来ます。
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その施術を受けるとどう楽になるのか
ハイボルテージは、痛みに特化した施術で非常に高い鎮痛効果と即効性が期待できます。高圧の電気を身体の表面だけではなく筋肉や靭帯など深部まで浸透させるので、痛みや腫れを軽減させることが出来ます。
鍼施術をすることで、血流改善が期待でき、患部に溜まった老廃物などを流し栄養のある血液を集めます。また元々身体に備わっている鎮痛物質のエンドルフィンやノルアドレナリンを大量に出す働きがあるので、腫れも早く引くようになります。施術を行うと痛めた組織の修復を促すことができ、痛みで動かせなかった足関節も可動域が広がっていきます。 -
改善するための施術頻度はどのくらいか
ケガした直後は、週に3回以上は施術を受けることが好ましいです。この時期に何もせず放置していると、靭帯が緩み切ってしまい、後々捻挫が癖になりやすくなる可能性があるので、集中的に施術を行なった方が効果的です。また、テーピングなどで固定する場合は、ご来院の際にハイボルテージや鍼施術を行い、最後にテーピングを巻き直すと衛生的にも良い状態を保つことが出来ます。