悩みタイトル

こんなお悩みはありませんか?

外反母趾イメージ

足がつりやすい
母趾の付け根辺りがボコっと出っ張ってしまい、裸足になるのが恥ずかしくなる
変な歩き方になってしまいバランスが崩れ、身体全体が歪む
母趾の付け根辺りが出っ張ってしまい、靴が擦れて足を痛める
O脚やX脚になってしまう
足が浮腫んでしまう
靴やハイヒールを履くと、親指の付け根あたりが痛む
少し歩いただけで腰が痛む
足裏にタコができて、痛い

外反母趾で知っておくべきこと

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外反母趾は、5人に1人が悩んでいると言われる症状で、特に女性に多いことからハイヒールが原因と思われがちですが、ハイヒールを履いたことのない男性でも外反母趾になることがあります。

外反母趾は、親指の関節が小指側に20度以上曲がるのが一般的で、40度以上曲がると重症とされます。初期に施術を受ければ保存療法のみで日常生活を快適に過ごすことが期待できますが、放置してしまうと変形が進み、足全体にしびれや痛みが生じ、最悪の場合手術が必要になるケースもあります。

また、外反母趾になると親指に力が入らず、踏み込みが弱くなるため、腰や膝に痛みが生じたり、頭痛や肩こりが現れることもあります。

症状の現れ方は?

外反母趾は、成人の30%がなると言われており、足の親指が小指側に変形して「くの字」になる状態を指します。

症状としては、親指の付け根の内側に「バニオン」と呼ばれる胼胝(べんち、たこ)が形成され、痛みが生じます。悪化すると、親指が人差し指や中指の下に入り込み、関節が亜脱臼(関節が外れそうな状態)になり、さらに強い痛みやしびれが足全体に広がり、歩行が困難になることもあります。

また、関節リウマチなどの関節疾患を持っている方では、外反母趾を発症するリスクが高くなります。違和感を感じたら、早めにお近くの整骨院で施術を受けられることをお勧めします。

その他の原因は?

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女性に多いイメージがある外反母趾ですが、ヒールや靴が原因となることだけではありません。確かに後天的な要因として、靴の選び方が外反母趾を引き起こすこともありますが、他にも遺伝的な足の構造が影響することがあります。

足はとても複雑で、小さな骨の組み合わせによって構成されており、一人ひとり異なる形をしています。遺伝的に両親から似た形を受け継ぐことが多いため、もし両親が外反母趾であれば、遺伝による外反母趾のリスクが高いとされています。

しかし、先天的な要因がある場合でも、施術や日頃の生活に工夫を取り入れることで軽減が期待できます。例えば、インソールを変えるなどの対策を行うことで、症状を和らげることができる可能性があります。

外反母趾を放置するとどうなる?

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痛みが少しある程度であれば、放置してしまう方も多いかもしれません。しかし、放置すると、他の指や関節の変形、さらには足全体の痛みやしびれに繋がり、歩行が困難になる可能性があります。また、症状が進行して、歩行が困難になったり、靴を履くことさえ難しくなった場合、手術が必要になることもあります。こうした状態に陥ると、身体のバランスが崩れ、膝や骨盤などにも徐々に負担をかけることとなり、さらなる影響を及ぼします。

しかし、初期の段階で施術を受けることで、仕事や日常生活に支障なく過ごすことができる可能性があります。悪化する前に、週に1〜2回の施術を受けることを検討し、お近くの整骨院で早めに対応することが大切です。

当院の施術方法について

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外反母趾の施術方法には、保存療法と手術療法があります。保存療法には、以下の4つの方法が含まれます。

<保存療法>

① 靴指導
痛みの軽減や変形の進行を抑えるためには、母趾のつけ根がフィットし、指先にゆったりとした形状で、ヒールは低く柔らかい素材の靴が推奨されます。また、アーチを補強する形状のインソール(中敷き)を併用することも有効です。市販のインソールが合わない場合には、医師の処方のもと、義肢装具士がオーダーメイドで作成する方法もあります。

② 運動療法
ゴム紐を両足の母趾にかけて、離す方向に力を入れるHohmann体操が有名です。この方法は、軽度から中等度の外反母趾に対して痛みを軽減する効果が期待できます。また、足の指でグー・パーを作り、指を開く母趾外転筋運動も、軽度から中等度の外反母趾に対して若干の変形矯正効果が期待できます。

③ 装具療法
痛みのある部分を除圧するパッドや、歩行時や夜間に使用する矯正用装具、靴指導でも述べたアーチを補強するインソールに分けられます。いずれも痛みを軽減する効果がありますが、使用を中止すると痛みが再燃してしまう可能性があります。また、矯正用装具はHV角を3~7度程度軽減する効果が期待されますが、確実なものではないようです。

④ 薬物療法
湿布や軟膏、クリームといった消炎鎮痛剤入りの外用薬は、他の保存療法と併用することで痛みを軽減させることができます。

改善していく上でのポイント

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【タオルギャザー】
指を使うトレーニングとして、タオルギャザーは手軽に行える方法です。滑りやすい床にタオルを広げ、足の指の力だけでたぐり寄せるようにしましょう。

【つま先立ち運動】
足の指がうまく使えないと、足裏が固まりやすく、負担がかかることがあります。直立した状態でかかとを上げ下げする「つま先立ち運動」は、指を使うトレーニングとしておすすめです。

【足裏のセルフマッサージ】
ご自宅に青竹踏みやボール(テニス、ゴルフ、野球など)があれば、それを踏むことで足裏のマッサージが簡単にできます。もし上記のものをお持ちでない場合は、タオルの結び目でも代用できます。特に、仕事でハイヒールをどうしても履かなければならない方は、しっかりとセルフマッサージを行い、足裏をほぐしておきましょう。

【足に合った靴を履く】
先が尖った靴は親指に負担がかかりやすいため、外反母趾の予防としてはサイズの合ったスニーカーを履くことをおすすめします。