顎関節症｜宜野湾うちどまり整骨院

顎への負担がかかることで、顎関節症が発症することがあります。日常生活の中では「歯ぎしり」「食いしばり」「噛み癖」「うつ伏せ寝」「頬杖」などが原因となることが考えられます。また、食事をする際にも「大きな口を開けた」「硬いものを噛んだ」「片方ばかりで噛む癖がある」といったことが、顎関節症状を引き起こす原因となることがあります。

さらに、近年増えてきているのは、マスクをする時間が増えたことで、下顎を動かしてマスクのズレを直す動作などが、顎への負担を増加させる可能性があるという点です。また、スマートフォンを使用する際に下を向いて猫背になることが多くなります。猫背になると下顎が前に出やすく、その動きが顎に負担をかけることがあります。

顎関節症により顎関節の歪みが悪化すると、片方に負担がかかりバランスが崩れ、首や肩の筋肉が緊張してしまうことがあります。これにより肩こりや首こりが引き起こされることがあります。そこで当院では、指圧やドライヘッド矯正で首や肩の筋肉を緩めることで、顎関節症の軽減が期待できると考えています。

さらに、指圧などでは狙うことが難しいポイントを鍼で狙うことで、より深い筋肉にアプローチすることができ、緊張を緩和させることができます。また、痛めている箇所やツボを刺激することによって、痛みの軽減が期待できるほか、鍼灸施術には高いリラックス効果もあります。そのため、顎関節症でストレスを感じている患者様にも、リラックス効果が期待できると考えています。

顎関節症は主に関節円板というクッションのような部分のズレによって引き起こされます。放置すると関節のズレが大きくなり、口を開けにくくなるだけでなく、食事中に顎が疲れるなど、日常生活に支障をきたす可能性があります。顎関節症が進行すると、顎の炎症だけでなく、顔面の骨格の歪みや腰痛など、全身に広がることもあります。

また、噛む筋肉を通る視神経に異常が現れることがあり、その結果として目の奥に痛みや違和感を感じることがあります。顎関節は耳に近いため、重症化すると耳鳴りやめまいにつながることも考えられます。さらに、関節の音が大きくなることで、精神的なストレスを感じることもあります。

顎関節症には考えられる五つの要因があります。一つ目は、顎関節の損傷や変形です。二つ目は、筋肉の緊張や不均衡によるものです。三つ目は、頬や顎の骨の異常です。四つ目は、ストレスや精神的な要因です。五つ目は、歯の噛み合わせなどです。当院では、二つ目、三つ目、四つ目、五つ目の要因に対して、効果が期待できる施術を行うことができると考えています。

二つ目の筋肉の緊張や不均衡による場合、三つ目の頬や顎の骨の異常による場合、五つ目の歯の噛み合わせによる場合は、「ドライヘッド矯正（旧cpc矯正）」が効果が期待できると考えています。四つ目のストレスや精神的な要因による場合は、ドライヘッド矯正（旧cpc矯正）に加えて「全調整鍼」が効果が期待できると考えています。

ドライヘッド矯正（旧cpc矯正）は、顔の骨や頭の骨を動かし、正しい位置に調整する施術です。自律神経の乱れや頭痛、めまい、睡眠障害、眼精疲労、顎関節症の軽減、噛み合わせの調整、小顔などの軽減が期待できます。

全調整鍼は、経路上のツボを鍼で刺激し、自律神経のバランスを調える施術法です。これにより、体調不良の出にくい体質へと変化させることができます。効果として、気の流れを整え、身体全体の調子を整えることができます。「生活が明るくなった」「ぐっすり眠れる」といったお声をいただいており、精神面へのアプローチも可能です。

顎関節症を軽減するために必要な来院頻度についてご案内いたします。

ドライヘッド矯正（旧cpc矯正）の場合、基本的には週に2回から3回の施術を行うと効果が期待できると考えています。12週間から24週間の間にご来院いただくことを推奨しています。

全調整鍼の場合、症状にもよりますが、基本的には週に1回から2回の施術が効果的です。最低でも3ヶ月から6ヶ月に一度のご来院を推奨しています。