胸郭出口症候群
-
腕を上げると痛い
握力が低下している
細かい作業がしづらくなった
重いものを持つと腕が痺れる
首や肩、肩甲骨あたりに痛みがある -
胸郭出口症候群に対する当院の考え
胸郭出口症候群は長年の悪い姿勢から発症してしまうケースが多いと考えています。背中が丸まり首が前に出るような悪い姿勢で長時間いると、筋肉が固まってしまい血管や神経を圧迫してしまいます。その状態が続くと指先まで血流が届かなくなり痛みや痺れの原因になります。また、肩周りや胸の筋肉を鍛えている男性に多いのが、充分にストレッチを行わずに固まってしまった筋肉が神経や血管を圧迫するケースです。今までクセになってしまった姿勢を正してあげることと固まってしまった筋肉と血管を刺激してあげることで胸郭出口症候群は改善することができます。
-
胸郭出口症候群を放っておくとどうなるのか
日常生活や仕事において支障をきたしてしまいます。例えば洗濯物を干す時(腕を上に挙げる動作)や、料理をする時(細かい動作)に痺れや痛みがでてしまいます。デスクワークの方であれば座っている場合が多いわけですから、悪い姿勢で長時間いると更に悪化してしまいます。また、重労働をする方は重いものを持つ度に痛みを誘発してしまいます。適切な予防と施術を行なっていれば、痛みや痺れを改善することができます。ただし、放っておくと筋肉の腱を切除や肋骨の一部を切除するなど、手術を行わないといけない場合があるので要注意です。
-
胸郭出口症候群の改善方法
胸郭出口症候群は、長年の悪い姿勢を正してあげること、肩周りの筋肉を動かして固まってしまった筋肉や血流をよくしてあげることが重要です。長年の姿勢を正すには当院では全身矯正と肩甲骨はがし、鍼施術を行なっております。全身矯正は骨格の歪みを正すことで、長年の姿勢のクセを治していきます。そうすることにより、筋肉や神経、靱帯への負担を減らし今後も痛みの出づらいお身体にしていきます。肩甲骨はがしは、肩周りの筋肉にストレッチをかけることで胸郭を広げ肩関節の可動域を広げます。鍼施術では自己免疫力を高め、血流の促進や筋肉を和らげます。
-
胸郭出口症候群の改善に効果的な当院の施術メニューは?
胸郭出口症候群の患者様に対して当院では
①全身矯正、②肩甲骨はがし、③鍼施術をオススメしております。
①全身矯正ではお身体全体のバランスをみて全身の骨格を整える施術です。日常生活や仕事において、崩れない歪まない身体を作ることが可能です。
②肩甲骨はがしでは肩周りの筋肉にストレッチをかけ、ほぐすことで巻き肩の改善や姿勢の改善に効果があります。また、褐色細胞を刺激できるので代謝促進の効果もあります。
③鍼施術では筋肉やツボを刺激することにより、自己免疫力を高める効果や指圧では届かない筋肉にアプローチすることで痛みや炎症を抑えるのに効果的です。
その施術を受けるとどう楽になるのか
全身矯正では、骨格を整えることにより長時間同じ姿勢でも疲れにくい身体、痛みが出にくい体を作ることができます。肩甲骨はがしでは肩が楽に上がるようになるのに加え、代謝促進の効果もあるため、痩身効果も期待できます。鍼施術では自己免疫力を高め、身体の中から痛みに対処することができ、鎮痛効果もあります。
これらの施術を行うことで胸郭出口症候群は改善することができます。さらに根本的にお身体を施術していくことができれば今後も痛みの出にくい身体を作ることができます。
改善するために必要な施術頻度は?
日常生活に支障が出るほどの痛み、痺れが強い場合は毎日でも施術を行うことをオススメします。「毎日施術して大丈夫なのか」とお声を頂く場合がありますが施術はお身体に傷をつけているわけではなく、自己免疫力や修復力アップの効果もあるため、毎日行っても問題はありません。徐々に痛みが引いてきたら、3日に1回、最低でも1週間以上空けない方が良いです。しっかりとした頻度と施術法で根本的に施術していくことが重要になってきます。