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こんなお悩みはありませんか?

肉離れイメージ

走っていると、急に太ももやふくらはぎに痛みが出た。
ダッシュやジャンプなど、急な動きをすると太ももやふくらはぎが痛む。
歩けなくなるくらいふくらはぎに痛みが出る。
内出血が起きてしまい、患部が腫れ、変色してしまう。
太ももやふくらはぎが肉離れしてしまい、歩けなくなってしまう。
子供の運動会などで急に走ったら「ブチっ」と鳴り、ふくらはぎに痛みが出た。
こむら返りと思い安静にしていても痛みが全然引かない。

肉離れで知っておくべきこと

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肉離れとは、主に太ももやふくらはぎの筋肉が断裂してしまう怪我のことです。年齢や筋肉量によって症状は異なります。

筋肉の発達や筋肉量の増加、成長によって肉離れは起きやすくなるため、小学校高学年くらいから発症しやすくなります。スポーツ選手では、大腿四頭筋やハムストリングスに、また中高年になると腓腹筋に肉離れが起こりやすくなります。

肉離れを起こした場合、まずは腫れを引かせるため、安静にし、患部をアイシングすることが大切です。

筋肉を傷めると、傷が広がり、内出血してしまう可能性があります。そのため、普段からのストレッチや運動前のウォーミングアップをしっかり行うことが、肉離れの予防に繋がります。

症状の現れ方は?

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肉離れの主な原因は、筋肉の過度な伸びや引っ張りによるものです。特に、急激な動きや無理な運動が引き金となります。例えば、方向転換などの瞬発的な動作が多いスポーツや、最近まで運動していなかった方の筋肉が急に収縮することで、筋繊維が断裂することがあります。

また、柔軟性の欠如もリスク要因の一つです。普段からのストレッチやトレーニングが不十分な方ほど、筋肉が硬くなり、肉離れの危険が高まり、重症化しやすくなります。

さらに、過去に肉離れを経験した場合は再発しやすくなるため、適切なリハビリやケア(柔軟性向上や筋力トレーニング)が重要です。気温や湿度の影響もあり、特に寒い環境下では筋肉が硬直しやすくなります。

様々な要因から発生するため、日々のケアを欠かさないようにしましょう。

その他の原因は?

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肉離れにはいくつかの原因があります。以下の5つの主な要因を紹介します。

1. 筋力の不均衡
対になる筋肉の片方が強すぎると、もう片方に過剰な負担がかかりやすくなります。この筋力の不均衡が肉離れの原因となることがあります。

2. 柔軟性の欠如
筋肉や腱が硬くなると、可動域や動作範囲が制限され、急な動きに対応できずに症状が出てしまうことがあります。

3. 過度の使用
同じ筋肉を繰り返し使うことで、過度の使用が慢性的なストレスを蓄積させ、筋線維が損傷を受けやすくなります。

4. 年齢
年齢を重ねることで、筋肉の弾力性が低下し、その結果として肉離れのリスクが増加します。

5. 環境要因
寒冷な環境では筋肉が硬直しやすく、怪我のリスクが高まることがあります。

肉離れを放置するとどうなる?

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肉離れは放置してしまうと、再発するケースが多いです。

放置することはもちろん、初期処置をしないことも良くありません。肉離れは、初期対応を怠ることで症状が悪化してしまう可能性が高い怪我です。後遺症を残さず、再発を防ぐためには、適切な対応が重要です。

適切な処理を行わないと、損傷した部位に血腫や瘢痕組織ができ、しこりやつっぱり感などの後遺症が残りやすくなります。これを防ぐために、まずは「RICE処置」(REST=安静、ICE=冷やす、COMPRESSION=圧迫、ELEVATION=挙上)を行い、その後、早めに病院を受診することが推奨されます。

後遺症を残さないためには、施術とリハビリは最後まで続けることが大切です。

当院の施術方法について

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当院での施術方法をご紹介します。

【筋ストレッチ】
受傷後3日が過ぎたら、ハムストリングをストレッチし、痛みを確認します。筋肉が引き伸ばされる感覚を痛みを伴わずに感じることができれば、リハビリを開始しても問題ないと判断します。

【鍼施術】
肉離れの施術には、整形外科の治療と並行して鍼施術を受けることもおすすめです。患部に鍼で刺激を与えることにより、筋肉の回復力が増し、痛みが早く軽減することが期待できます。日常生活に支障が出ている場合は、鍼施術を毎日受け、症状が軽減してきたら、2日に1回、3日に1回と、少しずつ施術の間隔を空けることが推奨されます。

改善していく上でのポイント

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緊急性が高い場合、身体への負担を減らすためにも早めの施術が重要です。

自宅セルフケア(軽減していく上でのポイント)

肉離れを起こしてから48時間以内は、「RICE処置」が有効です。これは打撲や骨折など、スポーツで外傷を受けたときの緊急処置の基本です。

1. 安静(REST)
2. 冷却(ICE)
3. 圧迫(COMPRESSION)
4. 挙上(ELEVATION)

患部を安静にし、氷で冷却します。弾性包帯やテーピングで圧迫し、患部を心臓より上に上げておくことで、患部の出血や腫れ、痛みの軽減が期待できます。早期にこのRICE処置を行うかどうかで、その後の回復に大きく影響することがあります。皆さんもご注意ください。