巻き肩


こんなお悩みはありませんか?
・肩こり
・首の痛み
・自信が無いように見える
・腕が挙がらない
・頭痛
これらのお悩みはございませんか?
日常生活の中で仕事、家事、勉学etc…挙げだしたら切りがありませんがほとんどの方が巻き肩となり悩みを抱えています。
巻き肩は多くの人が抱えている姿勢の問題で、肩が前方へ移動する事で肩甲骨がそれぞれ左右へ移動した状態と定義づけられており、状態としては大胸筋が短縮し、背中の筋肉が必要以上に張り詰めていることが原因です。
巻き肩一つで様々な症状が出るため普段から姿勢の意識をする事が猫背を改善するより簡単かもしれません。
れらの症状にお悩みの方は、早めに対策を講じることが大切です。ご不明な点がありましたら、お気軽にご相談ください。
巻き肩について知っておくべきこと
巻き肩はその姿勢の状態から猫背と同一視されがちですが、実際には猫背になることで結果的に巻き肩の状態になる場合もありますが、両者は全く異なる問題です。
猫背とは、背骨の前弯(前方への丸み)と全体的な前傾姿勢(前かがみ)に関連する骨格性の問題です。一方、巻き肩は肩関節の位置と関連した筋肉の不均衡が原因となる筋肉性の問題です。
それぞれ異なる問題であるため、正確に理解することが、効果的かつ効率的に施術を行ううえで重要となります。
また、姿勢は普段から意識しなければ悪くなりやすいため、正しい姿勢を理解し、それを保てる筋肉をつけることが予防につながります。ぜひ一度、姿勢について理解を深めてみましょう。
症状の現れ方は?
巻き肩は、日常生活の中で徐々に感じられる症状です。最初は肩の前側に軽い張りを感じることから始まり、次第に背中の上部や首筋にかけて緊張感が増していきます。特に長時間のデスクワークやスマートフォンの使用が続くと、肩が前に出てしまい、姿勢が崩れていくのを実感されることが多いです。
さらに、肩や首周りの筋肉が硬くなり、動かす際に痛みを感じることもあります。最初は軽いコリのように感じていた症状が、徐々に頭痛や疲労感につながることもあり、気づかないうちに日常生活に支障が出る場合もあります。
巻き肩の状態が続くと、腕を上げるのがつらくなったり、背中が丸まってしまったりすることもありますので、早めの対策が大切です。普段の姿勢に意識を向け、ストレッチや軽い運動を取り入れることで、改善への第一歩を踏み出すことが期待できます。
その他の原因は?
巻き肩の原因はさまざまですが、主に姿勢の悪さや筋力の不均衡が影響しています。デスクワークや長時間のスマートフォンの使用など、前かがみの姿勢が続くことで、肩や胸の筋肉が緊張し、背中の筋肉が弱くなってしまいます。これにより、肩が自然と前に巻き込まれる状態が生じます。
また、ストレスや疲労も巻き肩を引き起こす要因の一つです。心理的なストレスが筋肉の緊張を招き、肩や首に負担がかかることがあります。さらに、運動不足も大きな要因です。身体を動かさないことで、肩周りの筋肉が衰え、正しい姿勢を維持する力が低下します。
加えて、靴の選び方や歩き方も影響します。ヒールの高い靴やサイズの合わない靴を履くことで、身体のバランスが崩れ、姿勢が悪化することがあります。これらの要因が重なることで、巻き肩の症状が悪化するため、日常生活において意識的な改善が求められます。
巻き肩を放置するとどうなる?
巻き肩を放置すると、次のような影響が出る可能性があります。
1.姿勢の悪化
体全体の姿勢が悪くなり、腰や背中への負担が増えることで、さらに巻き肩が進行することがあります。
2.肩や首の痛み
肩や首の筋肉が緊張し、痛みやこり、頭痛を引き起こすことがあります。
3.肩関節の可動域の制限
長期間巻き肩を放置すると、肩の可動域が制限され、腕を上げる動作が困難になることがあります。
4.筋力のバランスの崩れ
背中や肩の後ろの筋肉が弱くなり、胸部の筋肉が硬くなることでバランスが崩れ、さらに姿勢が悪化する場合があります。
軽減するためには、ストレッチやエクササイズで肩や背中の筋肉を強化し、正しい姿勢を保つことが大切です。
当院の施術方法について
当院では、巻き肩の軽減を目的として、全身矯正と猫背矯正の2種類の施術を行っております。
巻き肩は、胸の筋肉(大胸筋や小胸筋)が硬くなり、肩甲骨が前に引っ張られることで起こることが多いです。近年ではスマートフォンやパソコンの使用時間が増え、下を向く姿勢が続くため、猫背になる方も多く見られます。そこで、胸の筋肉を伸ばすストレッチと、姿勢を整える猫背矯正を当院ではおすすめしております。
また、巻き肩は胸の筋肉の硬さやストレッチ不足だけでなく、骨盤の歪みや背骨のカーブの乱れ、下半身のバランスの崩れが影響している場合もあります。肩周りだけの問題ではなく、全身の姿勢や筋肉の使い方が関係しているため、当院では全身のバランスを整える全身矯正も併せてご提案しております。
軽減していく上でのポイント
巻き肩を改善するには、筋肉のバランスを整える特定のエクササイズが効果的です。特に、胸部の筋肉を伸ばすストレッチと、背中の筋肉を強化する筋力トレーニングがおすすめです。
巻き肩の主な原因は、現代の生活習慣にあります。長時間のデスクワークやスマートフォンの使用により、自然と体が前かがみになり、肩が前方に内側へ巻き込まれた姿勢を続けることが多いです。この姿勢は、胸の前側にある大胸筋や前鋸筋が短くなり、背中側の菱形筋や中・下部僧帽筋が伸び過ぎてしまい、筋肉のバランスが崩れてしまいます。
さらに、運動不足や偏ったトレーニングも巻き肩を助長します。前側の筋肉ばかり鍛えて背中の筋肉を鍛えないと、このバランスの乱れは悪化します。その結果、肩が前に落ちる巻き肩の姿勢が定着し、放置するとさまざまな身体の不調を引き起こす原因となります。
【普段の姿勢を改善する】
デスクワーク中やスマホを見る際は、背中を丸めすぎないよう意識しましょう。長時間同じ姿勢をとってしまった場合は、軽いストレッチや運動で凝り固まった筋肉をほぐすことが大切です。
【横向きで寝るのを控える】
横向きで寝ると、体重が片方の肩にかかりやすく、その影響で肩が前に出やすくなり巻き肩を助長します。できるだけ仰向けで寝るか、寝姿勢を毎晩変えるように心がけましょう。
【定期的に運動を行う】
巻き肩の改善には、日常的に運動習慣をつけることが必要です。衰えた筋肉を取り戻すために、特に背筋を中心とした上半身の筋力トレーニングが効果的です。軽いウォーキングでも、上半身を意識して動かすことで筋力アップにつながります。